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2022.10.23
『空き家対策について』
今や深刻な社会問題になっている「空き家」。
2018年には過去最多の空き家率を叩き出し、日本にある住宅の7軒に1軒が空き家になっています。
京都府木津川市にある当社ゆずりは工務店でも、空き家についてご相談をいただく機会が増えています。
そこで今回は、「空き家の活用法や対処法」についてご紹介いたします。
空き家をどうするか悩んでいるという方は、参考にしていただければ幸いです。
≪空き家放置のデメリット≫
空き家問題とは「お住まいされていない住宅が多数放置されている」ことを指しますが、そもそも空き家は
なぜ放置してはいけないのでしょうか。
建物は住まわれていないと劣化も早くなってしまい、放置することでたくさんのデメリットが生じます。
周辺の雑草が伸びたり、建物が劣化したりすることでの景観悪化。不衛生な状態が続き、悪臭や害虫・害獣発生の
原因になることもあり、さらには老朽化で倒壊のおそれがある場合もあります。
放火・犯罪で利用されてしまうケースも考えられ、周辺地域の治安に大きく影響します。
このような周囲の生活へ悪影響を及ぼす可能性のある空き家と認められると、「特定空家」に指定され、
固定資産税が6倍になるケースもあります。特定空家に指定されないようにするためにも、
空き家を放置せず活用する必要があるのです。
住宅価値は年々下がり、売却も賃貸も買い手・借り手の確保が難しくなってきてしまいます。
きちんと管理し、早めに活用法や対処法を決めることが、お得な空き家活用の最大のポイントです。
それでは空き家の活用法・対処法にはどんなものがあるのか、見ていきましょう。
≪空き家を活用した事例≫
まず考えられるのは、空き家物件の収益物件としての転用活用です。
空き家を活用して収入を得ることができ、空き家を持っているだけでかかる維持管理費や固定資産税の
デメリットを打ち消せるなどのメリットが考えられます。
実際の事例
・空き家をリフォームして賃貸物件として活用
・民泊、シェアハウス建物として活用
・収納スペースとして活用
・古民家カフェとして活用
・ネット環境を整えてコワーキングスペースやサテライトオフィスとして活用
・建物と取り壊して駐車場活用
上記のような活用事例があり、場所や建物状況に応じて様々なケースで対応は可能です。
近年ではリモートワークが普及したことで、コワーキングスペース(共有オフィス)やサテライトオフィス
(拠点から離れた位置に設置するオフィス)、会議スペースなどとしても空き家が活用される事例があり、
住宅の賃貸には向かない立地でも新たな活用法として注目されています。
空き家をビジネスで活用する場合には、土地や建物の相場、またはリフォーム費用を知ることや、
賃貸の借り手を探すなど、個人では判断が難しい内容もあります。
ゆずりは工務店へご相談いただければ、土地・不動産の査定、賃貸の準備や契約までのサポートを
提携不動産会社との連携が可能です。
建物状況によっては家財処分、建物取り壊し、またはリフォーム工事をして賃貸物件が良い等全体の
ご提案までサポートをさせていただきます。
※インスタグラムでも少し前に触れさせていただきましたが、当社でも来年度、京都府相楽郡南山城村地域での
古民家再生工事を手掛ける予定となります。詳細は本ブログでもお知らせさせていただきます。
お見積りだけでも大丈夫ですので、気になられる方はお気軽にお問合せください。
木津川市、精華町、和束町、笠木町、南山城村、奈良市、生駒市
の注文住宅&リフォーム専門店の「ゆずりは工務店」