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2022.10.16

『火災保険でのリフォームについて』

火災保険を使ったリフォームが出来るのでしょうか?という相談が昨今増えています。ゲリラ豪雨や台風による災害が多く住宅リフォームでも年々、火災保険を適用した修繕工事が増えています。

結論から申し上げますと、『火災保険の補償内容に適した条件であればその該当する範囲のリフォームは可能です』

という事になります。

『火災保険を使って屋根や外壁、水廻り設備のリフォームが出来る、自己負担はかかりません』といった謳い文句を

チラシやホームページで見聞きされた事があるかもしれません。しかし、保障対象の内容でなければ火災保険を使ってリフォームをすることはできませんし、自己負担がかからないというのは稀なケースです。

突然訪問されてリフォームを提案されたり、安い見積もりの契約書を見せてこられたりしても、すぐに契約せずに慎重に検討しましょう。
自分たちで判断できないという場合は、加入している保険会社や相談窓口に確認を取ることも大切です。

火災保険は、加入しておくことでいざという時に役立ったり支えになったりするものではありますが、リフォームをするためには使うことができません。正しい知識をつけておきましょう。

いざ火災保険を使って屋根リフォームやキッチンリフォームをしようとした場合、判断できかねることがたくさん出てくるかもしれません。自分の家のケースはどうなのだろう…という時は、お気軽にお問い合わせください。状況に応じたご提案をさせていただきます。

 

≪火災保険の適用とならないもの≫

1、経年劣化

経年劣化は補償適用対象にはいりません。あくまでも自然災害などが適用になりますのでご注意ください。

2、初期不良

新築時の施工時に問題があって、雨漏りが発生したなどの場合は補償されません。

3、リフォーム時の施工不良

リフォーム時に施工会社のミスによって雨漏りがしたなどは補償されません。

 

『数年前の被害だったので今更火災保険適用はできるのか? 』

というお問い合わせも多くいただきますが、ご加入している火災保険会社によっては過去にさかのぼって保険を

適用できる可能性もありますので、まずは火災保険会社に状況を説明し、保険適用範囲内かを確認してみてください。

「保険申請を代理でします」と言う施工会社もありますが、申請代行費用を請求される場合があります。そもそも保険はご自身で申請するものです。難しい手続きではありませんので、代理は頼まないようにしましょう。

火災保険を申請する手順

  1. 保険会社に損害の連絡をし、書類をもらう
  2. 施工会社に「見積書」「被害箇所の写真」を依頼する
  3. 保険会社へ必要書類を提出
  4. 保険会社による現場調査
  5. 保険が支払われる
  6. 施工会社と契約し修理を依頼する

火災保険の補償内容に該当しているのに、加入されている保険内容を知らずに火災保険を使わずに修繕されている方は多々見受けられます。適正な補償内容を知らずに見積されている工務店も多いです。ゆずりは工務店では火災保険を使っての屋根の修理、漏水等の水濡れによるキッチン、洗面化粧台等の設備品の修繕等、多くの施工実績がございます。お客様が少しでも損をしないよう申請のアドバイスや無料で調査報告書等の作成、修繕見積提案をしております。

 

 

今後もいつ自然災害が起こるか分かりません。破損を放置していくと、被害が大きくなったり雨漏りがしてくるようになる等の2次被害につながってきます。今は被害が目に見えなくても、高い位置にある屋根の状況や雨樋など目に届かない場所なのでご自身のお家の状態を把握しておくことが大切です。

まずは、無料診断(ドローンでの屋根、外壁調査も可能です。)をおすすめいたしますので、是非ささいなお困りごとや相談なども受け付けていますので、是非お問い合わせください。

 

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