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2025.09.11
初心者でも作れる?建築模型制作レポート

こんにちは!
今回は建築模型を、弊社スタッフが制作している様子をレポートしたいと思います。
|建築模型を作ることになったきっかけ
今回の建築模型作成は、ある内装業者さんとの出会いがきっかけでした。
織物ふすま紙・壁紙を製造している工場の見学後、弊社女性スタッフから「モノ作りがしたい!」という声が上がり、「それなら建築模型を作ってみよう」という話になり、実現することができました。
普段事務所で仕事をしている内勤のスタッフにとっては、モノづくりに直接触れることがないため、建築模型の製作を依頼されたときに、「楽しそう!やってみたい!」と即答でした。
|なぜ模型が必要?図面だけでは伝わらない家の魅力
設計士が書く図面は、とても正確で、専門的な記号や線の意味を読み解くには、難しく感じる方もいるかもしれません。
たとえば、リビングの天井高が3メートルあると説明されても、それがどれほどの開放感をもたらすのか、
また、2階の廊下からリビングを見下ろすような、空間のつながりも、図面だけではイメージしにくい部分です。
そんなときに役立つのが建築模型です。
建物を手のひらサイズで立体的に見られるので、間取りや空間の広がり、光の入り方、そして家族の動線まで、あらゆる要素を直感的に理解することができます。
|制作開始!初心者でもできる模型作りのポイント
今回、スタッフが制作に挑戦するのは、初心者用の建築模型キットです。
まずは模型の材料集めから始めました。
キット内容はコチラ↓
- 建築図面専用スチレンボード(下書きが記載されているためカットが簡単です。)
- 専用接着剤スチボンド・透明窓(サッシ付き)部品・階段・キッチン流し台・トイレ・バス付き
- 専用ネットページアクセスパスワード・技術評価基準表付き
設計図を基に、スチレンボードやカッター、接着剤、そして定規を準備。
【ステップ1:土台作り】
設計図をコピーして、それを厚紙に貼り付け、まずは建物の土台となる部分を切り出しました。
この時、わずか1㎜のズレが後々の組み立てに響くので、慎重に。
【ステップ2:壁の作成】
次に、壁の部分を作っていきます。窓やドアの位置を正確に測り、くり抜いていく作業です。
ここが一番集中ポイントです。
窓枠の細い部分は、力を入れすぎると折れてしまうので、慎重に、慎重に…。
【ステップ3:組み立てと仕上げ】
切り出した土台と壁を接着剤で組み立てていきます。
この時、直角に立たせる作業は難易度が高く、何度も微調整を繰り返しました。
すべてのパーツを貼り終え、屋根を乗せれば完成です!
|完成!模型から見えた新たな発見
作業時間は合計で約1週間ほど。
業務の合間に少しずつ作業を進めながら、なんとか完成させることができました。
完成した模型を前にすると、達成感とともに、新たな発見がたくさんありました。
図面では平面だったものが立体になることで、光が差し込む様子や、キッチンからリビング、そして庭へと続く開放的な空間のつながりを感じられました。
|まとめ
今回の模型作りを通して、建築模型は住まいの魅力を最大限に引き出し、完成後の建物のイメージをより深く理解してもらうことができるツールであると実感しました。
ゆずりは工務店では、お客様に寄り添い、共に理想の家を創るために、様々な方法でサポートさせていただきます。
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